住めば都 

老犬のことと、30代OLが日々思うことを書いています

昔の旅の話(恐山一人旅)

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古いブログを閉じて、写真の整理をしていて昔の旅のが色々出てきたので、簡単に振り返ります。ときどきこれからもやるかも。

 

もう8,9年前になりますが、一人で恐山に行きました。IGRとか青い森鉄道とか、ローカル線にも乗れたけど、一番印象的だったのは下北からのバス。途中からアナウンスに観光案内が交じりだし、歌も入っててややシュールでした。途中の湧き水のところには長く停車するのでみんな降りて水を飲みました。

イタコにも会いました。オカルト少女だった幼少期からイタコへの興味はずっとあったので、行けてよかった。大人になってみれば、まあこんなもんだよねという感想だったけど、満足でした。こんなもんだよね、と思いながら、何かわからんけど泣いたわ。

 

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心に残っているウソリ湖の風景。死んだ子のために石がたくさん積まれています。酸性が強いのでウグイしか住めないらしい。というかウグイすごい。

死んだら魂はこの山に還ってくるという言い伝えがあるのも納得の、幻想的で美しい景色に圧倒されました。でもまあ初めて見た景色で馴染みはないし、私の魂はここにはかえってこないだろうなとも思ったの。じゃあどこ。私には故郷と呼べるほど長く住んだ土地は無い。これからどんな人生を送って、死ぬ瞬間にはどこを思い浮かべることになるんだろう…と考えたのを、前回紹介した「メメントモリ・ジャーニー」でメレ子さんが恐山に行った「魂の住所」の章を読んで思い出しました。

 

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境内に温泉が湧いてます。ただ湯舟だけがある簡単な小屋。ちゃんとタオルもって行っててよかった。お湯は濃い硫黄のせいなのか少しだけ濁った白緑色で、すごくきれいで驚きました。湯舟に入って窓を見ると外を死んだ人が通るのが見えると聞いたことがあって、ぼーっと見てたけど誰も通らない…というかもし見えたらそれって向こうからはお風呂の中が見えてるってことよね。ダメじゃん。

最初は一人だったのですが、途中から中年の女性が一人入ってきて、三沢基地の航空ショーでブルーインパルスを見た話をしてくれました。